雪の日にBSだけ映らないときは、まず地デジとBS・CSを別々に映して、症状が出た時刻を控えてください。降雪中と天候回復後で判断を分けると、急いで工事を頼むべきか整理できます。
衛星放送は雪を含む天候やアンテナへの着雪で受信が弱まることがあります。ただし地デジも同時に不調なら、雪以外の配線や共聴設備も考えます。降雪だけで個別住宅の原因を決めつけないでください。
危険な屋根・はしご上の除雪はしないでください。天候が回復してもBSが戻らない、軽い雪でも繰り返す、部材が傾いたように見える場合は、室内から記録した状態をもとに点検を相談します。
雪の日にBSだけ映らないとき最初に比べること
最初に、地デジの局とBSの複数局を一つずつ選びます。BSだけが同じ時刻から映らないのか、テレビ全体が不調なのかで、調べる経路が変わります。地デジが映るから屋外設備全体が正常とは言えませんが、症状を分ける手がかりになります。
- BSの複数局で同じ症状が出るか。
- 地デジは視聴できるか、同時に乱れるか。
- 雪が強くなった時刻と、映らなくなった時刻が近いか。
BSの一部の局だけなら、その局の放送状況や設定も確認します。チャンネル別の不調は別の記事で詳しく扱い、このページでは降雪とともにBS全体が弱くなる場面に絞ります。
降雪中と雪がやんだ後で異なる原因候補|BS受信
NHKの受信FAQは、湿った雪が衛星波を弱めることや、アンテナに雪が付くことを挙げています。降雪中に映りが悪化した場合は、屋外へ出ず、雪の強さと画面の変化を室内から見ます。天候が変わる前の作業判断は急がないことが大切です。
雪がやんでもアンテナや周囲に雪が残れば、すぐに戻らないことがあります。一方、晴れて雪が落ちたように見えても映らないなら、着雪以外の設備不良も考えられます。復旧までの時間を一律に保証せず、状態の変化で判断してください。
図では「降雪中」「雪がやんだ後」「回復後も不調」を分けています。最後の段階になっても屋根へ上がる合図ではありません。症状の記録を持って安全な点検先へ相談する段階です。

室内で確認・記録できる受信状態|雪の日のBS
テレビのメニューで受信レベルを表示できる機種なら、正常時の値が分かれば比べて記録します。機種ごとに表示の基準が違うため、別のテレビの数値と単純比較しないでください。表示操作が分からなければ、エラー文言だけでも十分な記録になります。
- 映らない局、エラー表示、発生時刻をメモする。
- 室内で手の届くアンテナ線に明らかな抜けがないか目で確かめる。
- アンテナや配線の写真は安全な地上位置から見える範囲だけにする。
集合住宅で共聴設備を使う場合は、他の部屋でも同じ症状があるか管理者へ確認します。自宅だけの配線不良か、共用設備の問題かを、住人が屋上で調べる必要はありません。
回復後も映らない・繰り返す場合の相談目安|雪の日のBS
雪が弱まっても映像が戻らず、天候回復後も同じBSの不調が続くなら、設置状態やケーブルの点検を相談します。強い雪のたびに長く止まる、わずかな雪でも毎回乱れる場合も、受信余裕や設備の状態を専門家に確認してもらう目安です。
落雪の恐れがある、アンテナが傾いて見える、部材がぶら下がっている場合は、近づかず、建物管理者や業者へ伝えます。雪を払うために屋根・脚立・ベランダ外側へ出ないでください。視聴再開より人の安全を優先します。
点検先には、地デジとBSの違い、降雪中と回復後の変化、受信レベル、分かる範囲の設置環境を伝えます。アンテナ口径の選び方は次の記事に整理していますが、今の障害の原因を口径だけで判断しません。
雨の日の水濡れや接触不良が疑わしい場合は、降雪以外の原因も確認してください。
雪の日のBS受信で迷いやすい質問
「地デジが映ればアンテナは無事?」 地デジとBSは受信する設備や経路が異なることがあります。BSだけ不調なら衛星放送側の記録を取り、両方不調なら室内配線や共聴設備も相談先に伝えます。
「雪がやんだら必ず戻る?」 雪が原因の一時的な低下なら回復することがありますが、着雪や設備の故障では続く可能性があります。天候回復後も戻らなければ点検を相談します。
雪の日のBS不良は天候の変化を見て安全に相談する
雪の日のBS不調は、降雪中の症状と天候回復後の状態を分けて記録してください。回復後も続く・繰り返す不調は点検相談の目安です。雪が原因と決めつけず、地デジや他のBS局の映り方も合わせて伝えましょう。
衛星アンテナの除雪や調整を自分で行う必要はありません。落雪や高所作業の危険があるときは、機器に近づかず専門家へ相談してください。

